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ペットを連れての帰国 ペットを連れての帰国

ベルギーからベルジアン・マリノアが到着しました

Jun 15, 2017

お客様のご依頼で、昨年から着手していましたベルジアン・マリノアが到着しました。

お客様より嬉しいコメントと、可愛いお写真が届きましたのでこちらでご紹介させて頂きます。

426私は、海外ドラマ「パーソンオブインタレスト」が大好きで見ておりました。


そのドラマで、主人公2人と並び、活躍するのがベルジアンシェパードマリノアのベア。

私はその屈強な犬に、一目惚れしました。

 

いつか、私はこの犬を飼いたい。

そう思っておりました。

 

別の用事で、ベルギーに行ったおり、ベルジアンシェパードマリノアの犬舎を訪ねました。

そこには、私の理想とする素晴らしい犬が多く暮らしておりました。

 

(こんな犬を、日本で飼いたい。)

私は、以前にも増して思いを強く致しました。

 

そのベルギーの犬舎で、スマホで「犬、輸入」と検索しました。

すると出てきたのが、バーデンさんでした。

 

お電話すると、犬の輸入の流れを教えてくれました。

思った以上に大変であることがわかりました。

 

犬を輸入するのは、検疫やらの問題などある上に

子犬の頃からのワクチンの結果が大事で、何ヶ月もかかる。

その間、ベルギーのブリーダーさんとの綿密な打ち合わせが必要なことがわかりました。

 

英語が不得手の私は、犬の個体のチョイス以外、

つまり、手続きの一切をバーデンさんにお願いすることに致しました。

 

餅は餅屋。

こういう事は、プロに全て任せたほうがうまくいくことを

会社を経営するものとしての経験で、知っていたからです。

 

 

あと、なぜ、わざわざ海外から犬を輸入したのかを書きたいと思います。

 

調べると、このマリノアという犬種は、日本では登録数が年間15頭に満たないとありました。

私はそれだと、必然的に、国内で探すと、血統的に近い交配で出来た仔犬が多いだろうと予想しました。

なおかつ、この犬種だと、警察犬としての競技、つまり訓練性能に重きをおいているだろうと考えました。

 

でも、私はそういう競技に興味はありません。

家庭犬として、のんびりした穏やかな性格の犬が欲しかったのです。

 

本場であるベルギー本国で、あなたの犬舎で、

訓練に向いていなくても良いから一番穏やかで、飼いやすい犬を

ほしいと言いましたら、数週間後、この犬はどうかと写真が送られてきました。

 

輸入するには、一定期間、ワクチンの検査が必要なため

当然、仔犬の時期を一緒に過ごせない事になります。

 

ある意味、一番愛くるしい時期を、共に過ごせないので、少し悩みましたが、

それ以外のメリットを重視して、ベルギーの犬舎から迎え入れることにしました。

 

任せてよかったこと。

 

当然、日本人と海外の方とは

仕事の進め方や、時間に対する感覚が違います。

 

メールを送っても、数日返事がないなんてことはザラです。

 

日本は、基本的に海外から

動物を輸入することには厳しい国です。

 

嫌がらせのように様々な日本の書類が必要になりますし、

その都度、海外の方に、輸出許可証などの書類を準備して貰う必要があります。

 

また、その書類に不備があったら

日本の税関に受け付けてもらえなかったりします。

また、それをあちらのブリーダーさんに再提出をお願いしなきゃいけない。

 

あと、輸出する際に必要な検査は

数回受けて、全てクリアする必要があります。

(その国の基準にあった、狂犬病ワクチンを受けて貰う必要があったりします。)

 

そういうのも含めて、海外とのやり取りは

数多い実績のあるバーデンさんにお任せしたからこそ

スムーズに事が運んだのだろうと拝察します。

 

到底、素人ができる仕事ではありません。

 

最後に

 

こういうお仕事を依頼する時、飼い主(依頼主)にとっては

動物の輸入業者さんが、本当に動物に対して、愛があるかどうか?

って意外と大事だと思うんです。

 

例えば、今回なら

犬に対する扱いが、単なる貨物なのか?

それとも、命ある依頼主の家族なのか?

 

長時間、飛行機で狭い空間に閉じ込められ

海外から来る自分の犬です。

 

航空会社の人は仕方ないにしても、こういう業者さんには、

雑に扱ってほしくないと誰しも思うんじゃないでしょうか。

 

ですから、今回、担当していただいた

スタッフさんで良かったです。

 

スタッフさんは、本当に犬が好きな方です。

そして、犬のプロです。

 

だからこそ、アドバイスも的確でした。

 

ゲージから出して、すぐ

水分だけ取らせたのですが、長時間水分を与えられず

辛かったのでしょう。

 

一心不乱に2リットルも飲みました

 

成田を出発して、10分ほど経ち、車内で嘔吐しました。

 

もし、スタッフさんに

「餌は嘔吐の危険性があるから家についてから」と言われてなければ、

車内は地獄絵図となっていただろうと思います。

 

 

おかげさまで、素晴らしい犬を迎え入れることが出来ました。

長期間に渡り、バーデンの皆様、特に、やり取りをさせていただいたスタッフ様

厚く感謝申し上げます。

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茶目っ気たっぷりの愛嬌あるワンちゃんでした。

ベアとフィンチのような良き友であり、良き家族になれることを願っています(^^)